広告出稿主から見る「クーポン共同購入サイト」との付き合い方とは

現在クーポン共同購入サイトの数は、ますます増えています。これらのモデルはアメリカで流行したフラッシュマーケティングと言う手法が大きなモデルとなった新しい広告事業の形です。特にポピュラーな存在としてグルーポンが挙げられるでしょう。昨年から流行りだしました。今年・来年までが、最もピークになるのではないか?と思われます。本日はクーポン共同サイトの特性を、出稿主・購入ユーザーの観点からメリット・デメリットを整理した形式で配信して参ります。今回は広告主側の観点にフォーカスした記事を配信させます。 下記はあくまでも、私が考えるメリットとデメリットです。お店や業種によっては様々な考え方も存在すると思います。基本的に世の中とは表裏一体であり、メリットもあればデメリットもあります。 その中で、デメリットに対してメリットが勝つと思われる事業主が現在共同クーポンサイトへの商品提供を実施しているとも思われます。私自身が、クーポン共同購入サイトを利用する事業主が考えるべき、最も重要と考える事は、デメリットを1つづつ打ち消す為の「方法論」の模索であり、私達、クーポンサイト運営者はそれらのデメリットに対応策を1つ1つ提案する事であると思うのです。例えば、お店の認知向上・1回来場したお客様を再来場させたいと言う思惑のある事業主にとっては、正直な話、デメリットの1つ目は既に解消されたも同然です。しかし②~⑤までの次項に如何に対応するのか?と言う方法を見出せない状態では、逆に思惑と逆の方向に物事が進む可能性も高いと言えます。 クーポン共同購入サイトは単なる「きっかけ」づくりです。 これは、デフレの流れにあえて逆らわずにデフレの良い所だけを利用すると言う考えも基になっております。川の流れに逆らって泳ぐ事のように、デフレを単純に「悪」と考えるのでは、デフレを乗り切る事は難しいのも事実です。次回は、購入顧客側から見た心理と、その心理を活用した上で購入ユーザに対して事業主が如何なるオペレーションンを仕掛けていくのか?と言う部分を実例を基に解説させて頂きたいと考えております。
【広告出稿主にとってのメリット】
●初期広告出稿料金はどのサイトでもほぼ無料
→通常の広告の場合は、出稿料金が発生する。単月の契約から年間の契約で出稿料金は変動するが、広告を出稿したからと言って必ずしも売上げ・利益が獲得できると言う保障がないと言う部分においてはフラッシュマーケティングの場合、売れた金額に対しての販売手数料と言う形態である事から、事業主にとってはメリットも制限はされるがリスクが低い方法である
●販売・決済までを代行してくれるので販促・集客を行う必要がない
→通常の広告と異なる最も大きな点は、広告を見た→お客様来場(または購入手続き)→支払い(決済)と言うような工程が不要である。これら一連の作業を全て共同クーポンサイト側で実施してくれる事から、事業主はクーポン購入者に対して最高のサービスを提供する事のみに尽力をつくせば良い
●まとまったキャッシュフローが期待できる
→全て共同クーポンサイトが決済を実施する為に販売枚数分の金額が締め日から約1ヶ月~2ヶ月後に(サイトによって異なる)まとめて入金(販売手数料を引いた金額)形式となる。
●シェアの低い時間帯を埋める為の施策として有効に活用
→もともとフラッシュマーケティングとはこの「論理」を基に構成された考えであると言えるのですが、(最近ではそういうわけでもない出稿の方が明らかに多い)例えばホテルなど、平日と週末ではお客様の宿泊率が確実に異なるような業種が、販売促進またはホテルのPRとして稼動率の低い平日で室数を限定させて非常に安価で販売した。
ホテルなどの業種の場合、毎日のランニングコストはある程度、統一される(稼動率の低い日でも基本的な高熱費や最低でも発生する人件費は、大きく異ならないと言う特性)人が来場しても人が来場しなくても、ある程度のコストが発生するような事業においてはそれらの穴を少しでも埋める為・またその機会を利用して話題性にて店舗(ホテル名)をPRする事も1つの狙いとなっている
【広告出稿主にとってのデメリット】
①50%以上の割引が要求される共同クーポンサイトにおいては、販売高から手数料を出すと言う事を考えると、業種によっては(仕入れ等が必要な)完売したとしても、殆ど純利益は獲得できない
②クーポンで来場したお客様にリピート来場してもらう際の障壁が高くなる。
③クーポン購入者ばかりが来場する事を若干想定し、業種によっては迎えいれる体制等を整備しなければならず(仕入れ・人員等)、はじめてクーポンを出稿するお店にとっては当初は予測する事が難しい
④通常価格でサービスを提供するお客様・クーポン購入でサービスを提供する方、顧客を差別する事はタブーであると分かっていながらも忙しいとつい、クーポン購入者に対する対応が悪くなりそれらが結果としてお店の評判を落とす場合がある。
⑤クーポンサイトに出稿しても完売してくれないと非常にかっこ悪い
人は集まるが質は落ちるからNOだと言う店舗がある一方で、自分の(店舗)のサービスを広める事に従事し若干ハードルは高くなるが、次回また来てもらう為の営業努力に従事すれば良いと考えるのか?運営者の考え方一つです。そしてこれこそが、メリットでデメリットを打ち消す為に最も必要な勇気だと私は思っています。
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